養蜂場日記
南国の黄色い電車
2016年3月27日 / 養蜂場日記
お早うございます。
私が再び鹿児島に帰省していたために、久しぶりの更新になりました。
鹿児島では路面電車が活躍しています。
バスを待っていて目の前を通った黄色い電車を撮ってみました。
鹿児島市交通局のHPから
「この1000形は、車両の真中部分(客室)が宙に浮いたフローティング構造で、世界初のブレーキシステムを採用している車両です。
カラーリングは南国鹿児島の明るい太陽を表したイエローと、超低床式車両の人に優しい機能を表すベージュをイメージカラーとしています。
シャープな直線から柔らかな曲線に変化するこのカラーリングは、元気都市鹿児島の躍動感を表現しています。
現在、9両が活躍中です。 」
バスのデザインもヤシの木が車体に描かれていたりと、南国らしい明るい色彩に溢れています。
やっぱり気温も違います。宝塚に戻って来たら何だか久しぶりに「寒い!」と感じたことに驚きました。
人も景色もゆったりのんびり・・・
バス停に立っていると、知らない人が普通に話しかけてこられます。
バスの中で、隣に座った見ず知らずの方とおしゃべりが弾んだことも何度もあります。
昔はバスや電車の中で、前に立った人の鞄や荷物を自分の膝に乗せてあげていました。
全ての乗客がそうしていて、それが当り前のことでした。
鞄を持ってもらったのは良いけれど、次々に乗ってきた人に押されてそこから遠く離れてしまい、降りる前に必死で取りに戻らないといけないこともありました。
銭湯に行くと、知らない人同士で背中を流し合うのが決まりごとのようになっていて、私も子供のころは銭湯に通っていたので「嬢ちゃんお願い」と石鹸の泡だらけのタオルを渡されたものでした。
そのタオルで背中をこすってあげると、次はそのおばちゃんやお婆ちゃんが私の背中を洗ってくれるのです。
みんな力を込めてこすってくれるので、踏ん張らないと前につんのめりそうになったものです。
あの頃のおばちゃん達、どうしているかな~
軽トラの”スーさん”大活躍!
2016年3月19日 / 養蜂場日記
ついに実った”ポポー”
2016年3月15日 / 養蜂場日記
8年前に養蜂場の隅に植えておいたポポーに、昨年初めて実がつきました。
全部で30個ほどの立派なものです。
その昔、アメリカインデイアンが食していたという珍しい果物。
この2~3年、愛好家が増えてきているとのこど、品種もいろいろ出てきているようです。
初めて食べた感想は、とにかく不思議な味、不思議な香りで、今まで食べた果物の範疇に入れるのは少し難しい。
強いて言えば、バナナみたいなマンゴーみたいな、けれどもそれほどはっきりした味でもない・・・
なんとも言えない、とにかく不思議な果物です。
最初の一口の後、妻は一言「ナニコレ」,養蜂家は「エエ~」。
そうなのです、あれこれ想像、期待していたものと大分違っていたのです。正直言って、アンマリ オイシクナイ。
ところが、養蜂場から帰るたびに持ち帰り、もったいないからと食べていた養蜂家の味覚に変化が起きたのです。
あっさりした味の中に独特の甘み、うまみを感じるようになってきました。止められない、止まらないカッパエビセン状態です。
養蜂家の朝と昼
2016年3月12日 / 養蜂場日記
これは養蜂家がこの時期持参する朝食と昼食です。
冬の間はしっかり朝食を食べてから出かけますが、春になるとご飯を食べる間もなく早朝に出掛けるので2食分持って行きます。
特大のお芋2本、茹で卵2個、これまた特大の玄米おにぎり2個。これが現在のパターンです。
卵が手前にあって大きく写っているのでよく分からないのですが、実際はびっくりするほど大きなお芋です!
おにぎりもLLサイズですよ。
これを全部食べたあと「腹減った!倒れそうだ!」と言いながら帰宅します。
・・・胃の底が抜けているのでしょうか?
私はとても小食なので、少なく見積もっても(大袈裟でなく)私の10倍は食べています。
ちなみに主人のご飯茶碗はどんぶりです。
「あなたみたいな丈夫な胃だったら良いのにな~」と言うと
「実は俺は胃が弱いんだ」と悲しそうな顔で言うのです。
「ウソつけ!」(笑)
上沼恵美子さん風に言えば「どのクチが言うとんじゃ!」という感じでしょうか?( 私はそんなこと言いませんよ、もちろん!)
そろそろこのパターンにも飽きてきたようですし、ちゃんとしたお弁当を持って行く季節になりました。
お弁当箱も、ご飯が沢山入る大~きな物です。これから私は毎日のおかずの心配が始まります。
でも健康で、こうして毎日元気で働いてくれることがとても有難く、本当に感謝しています!
今日もいっぱい食べて元気でね(^^♪
この子です”ジョー君”
2016年3月8日 / 養蜂場日記
ジョー君
2016年3月7日 / 養蜂場日記
養蜂場に着いて車のドアを開けると、どこからともなく「ヒッ」「カッ」という鳴き声が聞こえてきます。
友達のジョー君です。「おはようジョー君!今日もよろしくな!」 いつもの挨拶です。
大陸のチベットや中国東部から渡ってくる冬鳥のジョービタキです。
養蜂家はオフシーズンの冬季に養蜂場の整備を行います。
草の根を掘り起こしたり、溝を掘ったりと、土をいじることが多くなりますが、その時がジョー君にとってはベストタイム。
掘り起こした土の中にいる虫が冬場のありがたい食物になるのです。
クワやツルハシを持って養蜂場に立つと、いつの間にか近くに来ています。
ひくっ、ひくっとお辞儀をするような軽快な動きを繰り返しながら、その時を待っています。
さほど警戒心は強くなく、3~4メートルの距離までは普通に近寄ってきますが、虫などを見つけたときには素早い動きで足元まで来ることもあります。
早春の柔らかな陽ざしの下でジョー君と過ごすひと時は、養蜂家のひそかな”癒しの時”---ほっこりと温かい気分に満たされます。
まだまだ3月いっぱいまでは、この毎日のお楽しみの時間が続きそうです。
★ 養蜂家が撮ったジョー君の写真は、例によって明日アップしますね。
養蜂家妻
養蜂場も真っ白!
2016年3月6日 / 養蜂場日記
養蜂場も真っ白!
3月のスタートは季節外れ?の強烈寒波。巣箱にも雪が積もっています。
宝塚でも養蜂場のある山間部の冷え込みはかなり厳しく、夜間の気温が氷点下3~4度になることはめずらしくありません。氷点下10度近くになることもあるのです。
今年は降雪も少なく、このまま春に突入かと思っていましたが、いきなりの白い朝に”ビックリポン”。(このところ養蜂家は”あさが来た”にはまっています。昨年の今頃は”マッサン”にはまっておりました。
妻に録画してもらい、晩御飯の時に見るのです。
寒風が吹き、霙や氷雨が巣箱をたたくような時でも、大きな塊になったミツバチたちは、一匹一匹がこまかく身体を震わせて発熱し、数千匹(群れによっては冬季でも万を超える)が出す熱によって、巣箱の中は暖かく保たれています。
女王蜂はすでに産卵を始めています。働き蜂がどんどん増え、大きく、強く、健康な群れに育ち、花の季節の大活躍を願う養蜂家です。
昨日の画像?葦簀のある風景
2016年3月5日 / 養蜂場日記
昨日の「初音」の画像です。
今の養蜂場の写真ですが、これが何でウグイスの初音と関係あるの?と思うのですが~
本人がこれが良いというので、このままアップすることにします。
屋根があるように見えますが、屋根ではなく葦簀(よしず)です。
真夏の直射日光の元では巣箱が暑くなり過ぎてミツバチ達が可哀想と、養蜂家が一所懸命に設置したものです。
固い土に穴を掘り何本ものポールを立て、葦簀をかぶせた苦心作です。
これがあるお蔭で、真夏の強烈な陽射しの下でもミツバチ達は元気に過ごせるのです。
ちなみに、簾(すだれ)は細く割った竹を並べて糸で編んだもので、日よけや目隠しなどの目的で使われるものの総称。
葦簀(よしず)は、すだれの一種だが材料に葦(ヨシ)という植物が使われているものを言うそうです。
初音
2016年3月4日 / 養蜂場日記
今年のウグイスの初音は2月20日。
列島を春の嵐が襲い、大雨を降らせた日ーーー養蜂場周辺にもかなりの雨が降っていました。
屋内の作業に精を出す養蜂家の耳に聞こえてきたのは、ウグイスの鳴き声。
へたくそなホーホケキョですが確かにウグイスの声です ♬ ♪
毎年のことですが、最初の頃は思わず吹き出してしまうほどの音痴ぶりなのです。
しかし1週間もすれば、ほぼ完全なホーホケキョになり、その健在ぶりを誇るかのような歌いっぷりに変貌していきます。
今年も又、8月、9月、遅い時には10月頃まで、その名調子を耳にすることになります。
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久しぶりの更新です。
主人である養蜂家が書いた「下書き」を、妻の私がHPにアップしています。
本人はそんな事をしている時間がないのです。朝から晩までお昼を食べる間も惜しんで働いて、帰宅するとバッタリ倒れこんでしまいます。もちろん、日曜も祝日もありません!
(お弁当を食べるのも忘れて、そのまま持って帰ることもあります!)
お腹が空き過ぎているのに、しばらくは食べる元気もありません。
それからおもむろに起き上がってご飯を食べ、ようやく元気を取り戻すといった毎日です。
高校生並みに食べるのでご飯が直ぐに無くなってしまい、私は「飯炊き女」と化しています(笑)
実はしばらく私が実家に帰省していましたので、日記の内容がどんどん遅れてしまいました。
どの写真をアップして良いか聞く時間がなかったので文章のみになりました。
明日には写真もアップできると思います。お楽しみに(^^♪