養蜂場日記
スイカ王子 2
2008年8月18日 / 養蜂場日記
写真を撮られるのに慣れていて、カメラ目線でジ~ッと我慢の哲平ですが、「こっちの角度の方が・・・」「バックがちょっと・・・」と何枚も撮っている内に、このモデルさん、ネムネムになってしまいました。
姿勢は良いけど、目がネ・・・。
ペットモデルとして売り出そうと計画していたのに(笑)これではちょっと無理みたいですネ~~
このあとご褒美に、哲平もスイカの小さいかけらを貰い、シャキシャキ!と良い音をたてて食べました。
スイカ王子?
2008年8月16日 / 養蜂場日記
ここらで、箸休めの写真を一枚
福岡に住む姉から、大きな箱が届きました。開けてビックリ!巨大なスイカがドーン!と2個。「若松スイカ」といって有名なんだそうです。
早速うちの愛犬の哲平と記念撮影。哲平は小さい時から写真を撮られるのに慣れているので、レンズを向けるとポーズをとってカメラ目線でじっとしています。
量ってみると、左のスイカが11キロ、右のが13キロありました。(ちなみに、真ん中の「スイカ王子」は5キロです)
食べてみると、本当に甘くて美味しい!!
うちの奥さんは「小さい頃食べたスイカの味がする」と大喜びでした。
六角形の小部屋
2008年8月15日 / 養蜂場日記
もしも私が家を建てたなぁ~ら~小さな家を~~♪
六角形の小部屋だらけの家、ミツバチたちの作品です。
まるでコンピューターで作成したような精巧な六角形、一体誰が設計図を描き、誰が測って作ったのでしょうか?
何度見ても感心してしまいます。
この部屋に、女王蜂が次々に卵を産みつけていきます。“女王”と言っても、誰よりも忙しく、最盛期には、一日に二千個もの卵を産みます。小部屋が沢山要るはずですネ。
スイレン?ハス?
2008年8月9日 / 養蜂場日記
養蜂場に程近く、この花が咲いている所が幾つかあります。実はこれまで、スイレンとハスの区別が付きませんでした。
スイレンは、スイレン科スイレン属の水生植物の総称、日本では「羊草(ヒツジグサ)」が自生していて、水面に花がぽっかり浮かびます。
一方、水から上に茎を長く伸ばして花を咲かせるのがスイレン科の中の「ハス」(元々はハチス)で、根っこが蓮根(レンコン)になります。花が咲き終わると結実して、蜂の巣のような穴の中に種子ができて、食用になるそうです。
自然の中で暮すようになってから、植物や虫などにとても詳しくなりました。
冷暖房の効いたビルの中で働いていた頃には、考えられなかった事です。
毎日暑い陽射しの下で、まるでシャワーでも浴びたように、汗だくになりながらの作業ですが、幸せです!
いがぐり坊主
2008年8月8日 / 養蜂場日記
ついこの間(7月上旬)まで蜜蜂達が群がっていた栗の花が、可愛い“いがぐり坊主”に変身しました。
秋に向かってどんどん成長しています。
そして実りの秋には、艶々した茶色の大きな実を地上に落とします。
人間も動物もその恩恵にあずかることになるのです。
6月の栗の花蜜、10月の栗の実、いずれも美味しく、栄養価の高い食品です。
栗の木はとっても頼もしい存在なのです。
大好物♡
2008年8月7日 / 養蜂場日記
カボチャの花が咲きました。隣の菜園からはるばる越境して、養蜂場に侵入してきました。
真夏の濃い緑の中で、黄色の大きな花がひときわ際立って見えます。これから冬至に備えて実を付けていきます。
ミツバチはカボチャの花が大好きです。花の中に潜りこんで、全身花粉だらけになって出てきます。
カボチャの花は大量の花粉を出してくれます。花粉はタンパク質に富み、彼等の子育てには必要不可欠のものなのです。
変わり者?
2008年8月4日 / 養蜂場日記
猛暑の中、これは季節はずれの栗の花?いいえ、栗の花は7月上旬に終ります。これはリョウブの花です。毎年7月中旬から8月上旬にかけて、雑木林を賑やかに飾り立てる花木です。でも蜜蜂達はこの花に群がることはありません。花は咲いても蜜を出さない変わり者なのです。しかし、時たま気まぐれを起こします。何年かに一度、蜜を出します。しかも、信じられないほど大量の蜜を出すのです!花の少ない真夏、蜜蜂達は狂ったようにこのリョウブの蜜を集めてきます。巣の中は蜜で溢れ、女王が産卵する場所も無くなります。次の世代が育たず、滅亡する群の悲劇が起こることさえあります。養蜂家にとってはとても気になる存在なのです。
ミミズのたわごと
2008年8月3日 / 養蜂場日記
この巨大なゴムひもみたいなものは・・・へびっ!
違います、これはミミズなんです。
うちの養蜂場はとても栄養のある良い土を入れてありますし、農薬を使わないので、ミミズもこんなに巨大化しているのです。
「熱い~熱い~ やけどしそうだよ~」―――何を血迷ったのか、一匹のミミズが、ぎらぎら照りつける太陽の下、熱く焼けた砂利の上を這いずり回っていました。見る間に動きが緩慢になり、とうとう動かなくなってしまいました。
急いで木陰の湿った土の上に移してやり、しばらく観察していると、どうにか生気を取り戻して柔らかい土の中にもぐっていきました。モグラにでも追われて地上に出てきたのでしょうか。一件落着。
養蜂場に住んでいるものは、ミミズであっても元気で居て欲しいものです。
鈴生り
2008年8月2日 / 養蜂場日記
これは柿の木です。沢山の実の重みで枝が地上に着いています。持ち主が言いました。「6月の花の季節に雨が少なく、蜜蜂がたくさんきていた。蜜蜂のお陰で受粉がうまくいったせいだよ。すごいもんだね!」
なんとなく誇らしい気分になります。そうですー蜜蜂が果たす受粉の役割はとても大きいのです。蜜蜂がいなくなれば、農業は滅びるとさえ言われています。
柿のほかに梅、桃、りんご、梨などもたくさんの実をつけました。この辺りの果樹はみな蜜蜂のお陰で大豊作です。