養蜂場日記
真心こめて・・・
2011年4月25日 / 養蜂場日記
養蜂家にとって毎日の点検は欠かせません。
少しでも異常があれば、すぐに適切な処置をすることが必要です。
晴天で風もなくポカポカ陽気の日は、ミツバチたちの活性も一気に上がります。
何万というミツバチの羽音が一つになって“ザワ~ン”という風音のような響きが養蜂場を包みます。
養蜂家にとってはまさしく“快音”、丹精込めて育てたミツバチたちの晴れの舞台なのです。
頑張れ~!ありがとう!
ラッシュの巣門
2011年4月24日 / 養蜂場日記
春はミツバチにとっては繁殖の季節。
自分たちの群れを拡張・拡大するために、できるだけ沢山の子孫を残そうという本能全開の季節なのです。
女王蜂は一日に数百個、多いものでは約2千個ほどの卵を産みます。4日後に孵化し、2週間後には成蜂として活動を開始します。
毎日、何百、何千というミツバチが群れの中に生まれ出てくることになります。
日に日に巣門を出入りするミツバチの数が増えていき、巣門は写真のようにまるでラッシュ時の地下鉄改札口。
田んぼの土手に
2011年4月19日 / 養蜂場日記
田んぼの土手にも春がきています
レンゲの様子を見に来た田んぼの土手に、可愛いツクシたちが勢ぞろい。
ピッカピッカの一年生たちが並んでいるみたいで、思わずニコッとシャッターを押していました。
よく見ると、ここにもあそこにもという状態です。
中にはオオイヌノフグリの青い可憐な花と一緒になって踊っているグループもいます。
土手の面を春風がやさしく撫でていき、ホオジロの高鳴きも長閑に聞こえてきます。
養蜂家の大好きな季節が巡ってきました。
鼻歌が出てきます、スキップしたいぐらいの気持です。
早春の蜜
2011年4月18日 / 養蜂場日記
巣房の中にはキラキラひかる蜂蜜がいっぱい詰まっています。これに蜜蝋(みつろう)の蓋が掛かけられたら、蜂蜜が成熟したという証拠、採蜜可能となります。
サクラの蜜を主体に早春の花々の蜜が混じった、まさしく“早春の味”・・・楽しみです。
我慢できない・・・
2011年4月16日 / 養蜂場日記
長雨で散々な思いをした昨年と違い、好天続きの今年はレンゲの生育も格別順調です。
暖かさに「もう我慢できないよー」とばかりに咲き始めたレンゲの花も現われました。
本格的に咲き出すのは、例年20日過ぎになるのですが、今年のレンゲは少しばかり様子が違うようです。
今まで経験したことのないような壮大なピンクの絨毯が出現するかも知れません。
ミツバチ達は他のどんな花よりレンゲが好きです。
人間界では最上級にランクされる美味しいレンゲ蜜ですが、ミツバチの世界でもきっと同じなのでしょう。
スモモの花が満開!
2011年4月14日 / 養蜂場日記
養蜂場の入り口横のスモモも今が満開です。
職住接近とばかりに、ミツバチたちが訪花しています。
喜々として花の間を飛び回るミツバチを眺めている養蜂家は、もう時の経つのを忘れています。至福の時なのです。
採蜜準備が着々と
2011年4月11日 / 養蜂場日記
ミツバチが日毎に増えています。
巣箱に溢れるような数になると、採蜜用の箱を継ぎ足して二段構えの状態にします。
下の箱は育児専用、上の箱は貯蜜専用。
ミツバチの数が多いほど、たくさんの蜜が貯えられ、女王蜂の産卵能力と共に養蜂家の技術が問われることになります。
これから毎日のように二段構えの巣箱が増えていきます。
準備万端、レンゲや桜の開花を待つミツバチと養蜂家です。
ご協力ありがとうございます。
2011年4月11日 / 養蜂場日記
3月31日の日記に書きました、テレビ東京「ポチタマ」~ペットの旅~でお馴染みの松本くんのホームページでの募集
「松本秀樹のペット救済活動署名」の件。
「災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名」
当初は1万人の署名を集めるのが目標だったそうですが、現在、既に35,368名の署名が集まっているそうです。
4月30日の消印有効です。引き続き募集していますので、ご賛同頂ける方はご協力をお願いいたします。
養蜂家妻 記
こぶし
2011年4月6日 / 養蜂場日記
4月になっても、そこまで来た春が息を潜めて足踏みしているような日が続いていました。
悲しみに覆われた私達の気持を表しているかのように、桜も固い蕾を開くことなく日が過ぎていました。
そんなある日、近所を歩いていると、目の前に淡いピンクの雲のようなものが青空に浮かんでいるのが目に入りました。
桜!しかも満開!
でもこんなところに桜の木があったかな・・・
不思議に思いながら近付いてみると、それは美しいピンクの衣をまとったこぶしの木でした。こぶしの白い花は見慣れていますが、ピンクは初めて目にします。
ちょうどその時、自転車に乗った親子連れが通りかかりました。
前を走って来た男の子が「お父さ~ん、桜が咲いてるよ!」と叫びました。すると、すぐ後ろから来た父親らしい人が「いや桜じゃない、こぶしの花だ!綺麗だな~」と言いながら通り過ぎて行きました。
それは青空に浮かぶ天女のような清らかな姿でした。
養蜂家妻 記
四月
2011年4月2日 / 養蜂場日記
あの日以来、日本列島は悲しみと恐怖で覆われています。
大自然の圧倒的な威力の前には、科学技術も知識も所詮は蟷螂の斧であったという思いです。
報道を通して被災地、被災者の現状を目にする時、言葉にできない苦しさを感じます。一日も早い被災地の復興と被災された方々の立ち直りを願わずにはおれません。
被災地に咲いた梅の花がテレビニュースの画面に写っていました。人間社会の出来事に関係なく四季は確実に移りつつあります。
宝塚市内のあちこちでモクレンの花が本格的な春の始まりを告げています。青い空を背景に純白の花びらが朝日に輝いています---自然の見せてくれる穏やかな一面です。
養蜂場の周囲でも梅やヒサカキの花が満開です。
晴れて暖かい日にはミツバチの活性も高くなり、飛び出していく蜂、花粉ダンゴを両足につけて帰ってくる蜂たちでとても賑やかになります。日毎にミツバチの数も増え、これから養蜂場の喧騒はさらに大きくなっていきます。