養蜂場日記
宝塚ブランド 『モノ・コト・バ宝塚』
2013年11月20日 / 養蜂場日記
この度”宝塚はちみつ”が、宝塚市ブランド『モノ・コト・バ宝塚』セレクションに選ばれました。
『モノ・コト・バ宝塚』とは、宝塚らしい価値ある資源である「物・事・場所」を選定し、市内外にアピールすることで、宝塚の魅力を広く知って貰おうというものです。
10日日曜日の授与式では、宝塚の中川智子市長から直々に記念の盾と認定証を頂きました。
写真はその時のものです。
ちょうそ具合良く私の顔のピントがぼけていますので、このままアップします。(笑)
その日は早速ソリオ宝塚で、宝塚ブランドの販売会、そして17日日曜日は阪神競馬場での販売がありました。その模様は次ぎの日記にアップします。
養蜂家妻
晩秋の養蜂場
2013年10月19日 / 養蜂場日記
朝夕の冷え込みが厳しくなり、養蜂場の周辺の木々も紅葉が進んできました。
百舌の声が冷たい大気の中で、一段と澄んで響きます。
ミツバチ達も越冬準備に入りました。
これからは来春に向けてのとても大切な季節です。
できるだけ沢山の健康なミツバチを越冬させて、来春からの本格的な活動に備えなければなりません。
更に美味しい蜂蜜をお届けできるように、養蜂家も最大限の努力をしております。
楽しみにお待ち下さい。
世界チャンピオン ジェジェジェ!!(‘jjj‘)
2013年8月21日 / 養蜂場日記
蜂蜜のお客様に、DJの世界チャンピオンがおられます。
DJ HI-Cさんです。(写真左。右は私です)
HI-Cさんは単独でも1度世界で優勝し、2人組みユニット「KIREEK」を結成してから、なんと5連覇!!
5年連続世界チャンピオンという、とんでもなく凄い人です!!! 実物は、瞳の澄んだ爽やかな青年です。
前回の日記に「ミツバチは天と地を繋ぐ生き物」と書きましたが、人と人とを繋いでくれるものでもあります。
ミツバチのお陰で、本当に色んな方とご縁を結ぶことができました。
この仕事をやっていなければ知り合うことの無かった方々、あるいは知っていても親しくなることなど無かった方々・・・世界が大きく広がります。
世界チャンプの動画をぜひユーチューブでご覧ください。
DVDを頂いたので見ましたが、DJのことなど全く分からない私でも鳥肌が立つほど感動しました!
http://www.youtube.com/watch?v=p4clWkkIlmk
養蜂家妻
蜂は宝
2013年8月20日 / 養蜂場日記
ミツバチは天と地を繋ぐ生き物
そして生き物の中で唯一、天と地を自由に行き来できるものと聞いたことがあります。
我が家は浄土真宗ですが、仏壇と別の部屋に神棚をお奉りして、毎朝、禊払い祝詞(のりと)を誦げています。
実は神道には“蜂の祝詞”があります。
「十種神寶 (とくさのかんだから)」 “神様の十種類の宝”という意味の祝詞です。
その中の一つに「蜂比禮(はちのひれ)」と言う言葉が出てきます。(蜂比禮・・・つまり蜂のこと) ”神様の十種類の宝”の中に蜂が入っているのです。
神秘の生き物と言われるミツバチ~昔から人々はその生態や習慣の不思議さに打たれ、祝詞を誦げるようになったのでしょうか。
養蜂家である主人も、ミツバチ達を観察し、知れば知るほど、その神秘性と不思議さに驚嘆すると言っています。
養蜂家妻
猛暑のお供
2013年8月13日 / 養蜂場日記
猛暑 お見舞い申し上げます。
8月7日が立秋なので、本来ならもう「残暑見舞い」になるところです。 が!暑い!!
昨日、四国の四万十市で41度を記録しました。
残暑どころか、猛暑です!!
熱を溜めやすいCO2のせいでもあるとのことです。
養蜂場にはヨシズを2重に掛けてあります。
一昨年、あまりの暑さにミツバチが可哀想になり、パイプを組む工事をして、養蜂場全体にヨシズを掛けました。
全て一人でやりましたので大変でしたが、お陰で涼しい風が通って、周辺よりも何度か気温が低いのではないかと思います。
ミツバチ達も元気です!
でも蜂の世話はほとんどが力仕事、ほんの少し動くだけで汗びっしょりです!!
そんな毎日の仕事の必需品がこれ、自家製ハニーウォーターです!
ペットボトルに蜂蜜と水を入れてボトルを振って混ぜ、冷凍庫で凍らせるだけ。
毎日6、7本持参して、一仕事済む度に一気に1本を飲み干してしまいます。
お陰でどんなに暑い日でも熱中症にならずに元気に過ごしています。
皆様もぜひ作ってみてください。
体にも良いし、何より美味しいですよ♪
一段落
2013年7月26日 / 養蜂場日記
発送作業もようやく一段落しました。
ご予約のお客様皆様にハチミツをお届けでき、ホッと一息です。
昨年は、ハチミツが僅かしか取れず、沢山のご予約の方をお断りしなければなりませんでした。
本当に申し訳なく、辛い1年でした。
今年は天候にも恵まれ、ミツバチたちも本当に元気いっぱい飛び回ってくれました。
全てが有難く、ミツバチさん、お花さんに感謝の毎日です。
まだハチミツは沢山ございます。ご注文をお待ちしております。
養蜂家妻
閑話休題
2013年6月27日 / 養蜂場日記
わたしは“松ぼっくり”と呼ばれている
ひと月以上ここに座っている
枝から落ちてからずっとここにいる
・・・なんにも起こらない・・・
時々軽トラックが通るが、かすりもしない
養蜂家の車もここまでは来ない
朝から晩までこのままだ
仕事の合間に
2013年6月26日 / 養蜂場日記
養蜂場の片隅にビックリグミを植えてあります。
3月末、それが沢山の花をつけました。
しかし、今年は赤く色づいた実にまで成長したものは数が少なく、あちらこちらに数個づつという状況でした。
それでも数十個の収穫はあり、仕事の合間に大粒の実を取っては甘酸っぱいぐみの味を楽しみつつ、作業に精出す日々になりました。
大所帯
2013年6月25日 / 養蜂場日記
二重三重になったミツバチです。
ピーク時には4万を越えるミツバチたちが、上下二つの箱に充満するようになります。
出来るだけ仲間の数を増やし、この花の季節にできるだけ多くの食料(蜜)を確保して、群れを存続させようとする本能に基づく結果がこれなのです。
ハチの数が多くなると内部の点検も手間がかかるようになってきます。
温和な群れ、荒っぽい群れ等、一つの生き物のように群れごとに“性格”があります。養蜂家も荒っぽい群れの点検をする時は、いくぶん身構えた気持ちで作業に取り掛かりますが、それでもやっぱり指、腕、時にはお尻など刺されることも少なくありません。しかし、免疫ができているせいか、数秒間痛いだけ、腫れもせず、少し赤くなるだけです。
最近噂になり始めた“蜂毒治療”の少々刺激の強いものを施してもらっているようなもの。養蜂家に長生きする人が多いのも自然に”蜂毒治療“を受けているからなのかも知れません。