養蜂場日記
睡眠不足の養蜂家
2014年2月16日 / 養蜂場日記
夜中に始まる五輪競技に、律儀にお付き合いしている養蜂家。
結弦くんの圧巻の演技に思わず立ち上がり、ファイテイングポーズ!
転倒には肝をつぶしてへたり込み、葛西さんの大ジャンプには万歳!万歳!ほんまに興奮しますわ!
それでも、大雪は気になります。
天気快復とともに養蜂場に車を飛ばします。
コーヒーをがぶがぶ飲んで、眠気を飛ばしてからの運転になりますが。
養蜂場一帯は、例年になく2度の大雪に見舞われましたが、養蜂場の被害はほとんどなし。
次ぎはマオチャンとキムヨナ姉さんの闘いが始まります。
鎮静剤飲みましょうか!
養蜂場も真っ白!
2014年2月11日 / 養蜂場日記
テレビで東京の大雪の映像が流れている時、宝塚でも雪が舞っていました。
山間部にある養蜂場周辺も今迄にない雪の量でした。
晴天になった翌日、養蜂場に車を飛ばしました。
後半は雨交じりの雪になったため、すでに溶けているところもありましたが、日陰の部分は写真の状態。
しかし、目立った被害は見当たりません、一安心です。
激しく吹きつける風と雪の中、巣箱の中ではミツバチたちの静かな日常の営みが続けられていたのでしょう。
数千、数万のミツバチたちが、翅を小さく震わせて体熱を上げることで、巣箱内の温度は真冬でも摂氏30度くらいに保たれます。
寒さに弱い昆虫にとっては、外はアラスカ、内はハワイほどの違いがあるのです。
“神秘の昆虫”ミツバチの面目躍如といったところです。
ミツバチのお気に入り
2014年2月9日 / 養蜂場日記
暖かい日が続いた先週、近くの「陽春園」に春の鉢植えを見に行ってきました。
大きな温室やモデル庭園等が楽しめる、大型の園芸店です。
入り口を入って正面に、クリスマスローズの鉢植えが所狭しと置いてありました。
11日から“クリスマスローズフェア”が始まるのだそうです。
その中の一輪の花にミツバチがとまっています。
携帯で写そうとすると、飛んで行ってしまいました。
残念!と思って目で追っていたら、また同じ花に戻ってきました。しばらく蜜を吸ってからどこかに飛んでいき、また同じ花に戻って来る、それを5回くらい繰り返していました!
このミツバチさん、よっぽど、このお花が気に入ったようです。
そこでは、クリスマスローズではなく、プリムラ科のバラ咲きジュリアンを2株買いました。これは何年も前に買って以来、お気に入りの花です。
一輪一輪が、まるでミニチュアの薔薇の花です。
ジュリアンの中でも特に黄色の花は、何とも言えないふくよかな香りがします。
玄関の門扉に掛けたプランターに植えて、出かける度、帰宅する度に香りを楽しんでいます。何故か黄色のお花が、特別に豊かな香りを放つのが不思議です・・・
養蜂家妻
おぬし何者??
2014年2月5日 / 養蜂場日記
陽気に誘われて養蜂場の周囲を散策していて、道路に映った自分の影にびっくり!!
長く延びた自分の影が、怪物のように動いています。
待てよ、影がこんなに長いということは太陽の位置が低いということ、残念ながら本格的な春まではまだ間があるということですね。
この数日続いた暖かさに、分かっているけど何となく錯覚を起こしていたようです。
そうです!まだまだ寒い日々は続くのです。
ピーヒョロロ~
2014年2月4日 / 養蜂場日記
一定の間隔で、上空から聞こえてくる鳴声はトンビです。
山の頂きのさらにその上空であったり、近くの林のすぐ上だったり、声だけ聞こえてなかなか視界に入って来なかったり~
養蜂家はこの鳥が大好きなのです。
春本番の3月から4月にかけては、養蜂場一帯でひんぱんに聞こえてくるようになります。
うららかな春の陽気の中、この何となく間延びのしたピーヒョロロ~が聞こえてくると、養蜂家の心に何とも言えない安堵感、ほんわかした感情が湧いてくるのです。
これに雲雀のさえずりが入ると、養蜂家の心は一気に田舎で過ごした子供時代にタイムスリップします。
そんな時、じっと目を閉じると、遊び仲間の顔、顔、顔・・・遠くまで広がる麦畑、さわさわと風にそよぐ麦穂の波、そしてどこまでも青く澄んだ空など、懐かしい思い出の風景で心がいっぱいになるのです。
マスコットに決定♪
2014年2月2日 / 養蜂場日記
「ワー可愛いっ!!」
思わず叫んでしまいました。
蜂蜜のお客様でお友達の、Sさんからのプレゼントです。
“赤福”二月の朔日餅「立春大吉餅」や柿の葉寿司、はなまるカフェ、年間おめざランキング1位になった、大阪北浜の菊寿堂の五色おはぎ 等と一緒に、わざわざ車で持って来てくれました。
そんな美味しそうなお土産が沢山入った紙袋を覗き込んだ時に、このミツバチさん達が真ん丸い目でこっちを見上げていました。
Sさんの娘さんが作ってくれたのだそうです。
丸い胴体には茶色のシマシマが入っています。
ピョンと突き出た白いウサギの耳みたいなのは、ミツバチの羽根です。
お尻にはちゃんと針も付いています!(Nちゃん、ありがとう!!)
宝塚はちみつのマスコットとして、これから活躍してくれそうです、皆さんよろしくね♪
養蜂家妻
可愛いお客さん
2014年2月1日 / 養蜂場日記
養蜂場の周囲の林も今は冬枯れの状態
その林の中を元気に動きまわる集団があります。
可愛らしいシジュウガラやエナガ、そしてメジロの群れです。
かしましく鳴き交わしながら、冬木立の枝から枝を飛び回る様子は眺めているだけで楽しいものです。
コンコンコン コンコン ココンコン
リズミカルな音が聞こえてきます。
コゲラやアカゲラなどキツツキが枯れ木をつついて虫を探している音です。
黒白まだら模様の羽毛をまとい、頭には赤い羽毛の帽子をかぶった粋な格好です。
今日もまた彼らの元気な声が聞こえてきました。
変化の少ない冬の養蜂場での大事な友人たちです。
もうすぐ!
2014年1月31日 / 養蜂場日記
郵便局まで車で行くつもりでした。
外に出てみると何だか空気が柔らかくて、とっても気持ち良かったので、散歩がてら歩いて行くことにしました。
と言っても、郵便局までは徒歩6、7分です。(そんな近くでも車に乗ろうとしていたんですね・・σ^ ^ )
わざと遠回りして、川沿いの遊歩道を歩いて行くことにしました。
川の水がキラキラ輝いて、おしゃべりしながら流れていきます。
秋までは枝いっぱいに葉っぱを付けて賑やかだった並木の木々が、すっかり裸んぼうになっています。
見上げると、その細い沢山の枝が青空にくっきりと映えています。
どこからか甘い爽やかな香りが風に乗って流れてきて、私は胸いっぱいに風を吸い込みます。胸の中まで青く染まったようです。
もうすぐ春ですね・・・養蜂家やミツバチ達に限らず、蜂蜜オタクの私も春が来るのが待ち遠しい~今年はどんな美味しい蜂蜜が採れるかな・・・
養蜂家妻
久々の羽音に胸ドキドキ!
2014年1月29日 / 養蜂場日記
3月の陽気になった24、25日の昼下がり、養蜂場は久々にミツバチの羽音に包まれました。
全ての巣箱から一斉に飛び出してきたミツバチたちが、暖かい陽光の中を縦横無尽に飛び回っています。
久し振りに目にする健全なミツバチの姿にほっとしながら、養蜂家も気持ちが高揚してきます。
3月から本格的な活動が始まります。
“お水取り”の行事が終わる三月中旬からは、ほぼ毎日このミツバチの大群舞を目にすることになるのです。
「今年もやるぞ!、がんがん行くぞ!チェスト~!!」