養蜂場日記
危機一髪!
2014年4月13日 / 養蜂場日記
バタバタ!という音で気付きました。
近くの休止中の菜園の塀の横、放置されていた古い防鳥網に一羽の鳥が絡まって必死にもがいています。
シロハラというツグミの一種です。
このままではイタチやカラスに襲われてしまいます。
急いで養蜂場にハサミを取りに帰り、取って返して大急ぎで網を切り、レスキュー成功!
無事に林に帰してやりました。
海を越えてはるばるシベリアから日本に越冬にやって来た、か細い小鳥のぬくもりに、何だか胸がキュンとなりました。
これに懲りずに、来年もまたおいで!
作業の合間のワクワクタイム♪
2014年4月11日 / 養蜂場日記
ぽかぽかと暖かい陽射しの下でゆっくりとミツバチを観察する時間は、養蜂家にとってまさに“至福の時”
戦闘機のように続々と飛び立ち、そしてまた次々に巣門に着陸してくるミツバチたちの雄姿は、見ているだけで楽しいものです。
養蜂場全体がザワ~ンという心地よい羽音に包まれ、いつの間にか瞼が重たくなってくることもしばしば~
ずっとこのままでいたい、ここで寝てしまいたいと、そんな思いにかられる幸せなひと時なのです。
冬から春へのいろいろな切り替え作業が押し寄せる中、この楽しい時間だけはどうしても確保したい養蜂家です。
クイズ
2014年4月8日 / 養蜂場日記
これは何の花でしょう?百合?つつじ?
いえいえ、これは桜~
薔薇公園の近くの広場で、足元の芝生の緑の中にパッと目を惹く赤い小さな花が落ちていました。
直径わずか1センチ!なんてきれい!なんて小さい!
何の花?
そっと手に取ってみると、何だか見覚えがあります。
見上げると、何日か前まで満開の花を咲かせていた陽光桜の枝が・・・
そう、これは桜の花びらが散ったあとの芯の部分でした。
何と、これはこれで完成したお花になっています!
花は散ってなお美しいと言いますが~
本当にそうだな・・・と感動した朝でした。
養蜂家妻
春の朝
2014年4月6日 / 養蜂場日記
朝、カーテンを開けると目に飛び込んでくる鮮やかな色!
童謡そのままの赤、白、黄色のチューリップです。
昨年の冬に妻が植えた球根が、我が家の朝を華やかに彩ってくれます。
巡ってきた春を楽しめる嬉しさに、ワクワクしてしまう養蜂家です。
養蜂家もまた・・・
2014年4月5日 / 養蜂場日記
ミツバチたちが越冬している間、養蜂家は春からの養蜂活動に備えて、黙々と養蜂具や養蜂場の整理・整備に精を出していました。
彼岸を過ぎたころから、シーズン本格化に向けての作業に寸暇を惜しんで没頭しています。
ウグイス、磯ヒヨドリ、コジュケイ、メジロなどが競いあって鳴き交わす美声を耳にしつつ、好きな仕事に没頭できる季節の到来に、養蜂家の心もまた嬉しさでいっぱいになっています。
越冬を終えて
2014年4月4日 / 養蜂場日記
養蜂場の周囲はまさに百花繚乱。
桜、梅、桃、すもも、コブシ、ヒサカキ、タンポポ等など~
いよいよミツバチたちの出番です。
巣箱の中では新しい生命が次から次ぎに誕生しています。
勇んで外に飛び立つミツバチ、両足に黄色や白の大きな花粉だんごをつけて帰ってくるミツバチで、巣門は大変な混雑ぶりです。
ほぼ3ヶ月間、窮屈な巣箱の中に閉じ込められていたミツバチたちが活躍する季節が、ついに巡ってきました!
桜が咲くとアドレナリンが!?
2014年4月3日 / 養蜂場日記
あちらこちらで桜満開ですね~
自宅の近くの川沿いの桜並木です。
桜は1日違っただけで、全く違う表情に変わってしまいます。
今朝は青空の下、満開の桜を満喫してきました。
明日からはしばらく曇り、絶好のお花見日和は今日まででしたか・・・
いよいよミツバチ達が待ちに待った季節の到来です。
うちの養蜂家もメチャメチャ早起きして飛び出していく季節が近付いて来ました!
アドレナリンが身体中に満ち溢れているみたいです!
これだけ好きな事を仕事にできるなんて、羨ましいです~
養蜂家妻
あと3日 ☆☆☆
2014年3月29日 / 養蜂場日記
“ジュエリーボックス”の蜂蜜は評判が良くて「こんな所に天然蜂蜜が!」と驚かれる方がほとんどだそうです。
宝塚で天然蜂蜜が採れるなんて、想像できないですよね~
宝塚と言えば歌劇の街。確かに音楽学校の生徒さんをよく見掛けます。
背筋の伸びたキリッとした制服姿で、すぐに分かります。既に男役と娘役それぞれの髪型に分かれていて、見ていても微笑ましい感じです。
しかしこの宝塚は、広葉樹林や幾つもの山や川に恵まれた緑溢れる地でもあります。
以前の養蜂は「転地養蜂」つまり、トラックに巣箱を積んで、花を求めて全国を巡るものが主でした。でも今は「定置養蜂」が一般的になりつつあります。
宝塚はちみつは定置養蜂です。1箇所に養蜂場を構えて、そこでミツバチを飼育し、蜂蜜を採ります。周りに自然の木々や花々がなければ成り立ちません。
ここ宝塚は西に六甲山系を望み、豊かな緑に恵まれた温暖な地です。
温泉も湧くんですよ。
今年は宝塚歌劇100周年、宝塚市制60周年、手塚治虫記念館開館20周年のトリプルイヤーです。
今日3月29日は宝塚市制60周年まであと3日、宝塚市のHPでは毎日カウントダウンをやっています(写真)
宝塚市HP http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/
養蜂家妻
看板娘はミツバチの妖精?
2014年3月24日 / 養蜂場日記
“ジュエリーボックス”オープンから3日目、納品に行ってきました。
蜂蜜を補充しようと棚を見ると、瓶の横に小さなお客様が!
愛らしい女の子がチョコンと立ってるんです。
「かわいい~~♡♡♡」
誰が置いたのでしょう?
さては・・・こんな事をするのは彼女に違いない!
蜂蜜のお客様から友達になったSさん(このブログにも度々登場しています)オープンの日に花束を持って駆けつけてくれた、彼女の仕業(笑)に違いありません!
後で確認すると、やっぱりそうでした。
貴船に行った時に近くのギャラリーで見つけて、一目惚れして連れて帰ったんだそうです。
ミツバチさん達が蜜を採りに訪れたお花の中にも、こんな可愛い花の精がいるのでしょうか・・・
うちに来てくれてありがとう♡
養蜂家妻
リボンの騎士 参上!
2014年3月23日 / 養蜂場日記
宝塚市の観光大使、リボンの騎士のサファイアが応援に駆けつけてくれました。
”宝塚はちみつ”の百花蜜を持ってポーズを取ってくれています。
宝塚市では「リボンの騎士プロジェク」トとして、サファイアになって観光大使を務めてくれる人を毎年募集しています。
今回の募集は4月1日~4月25日 18歳以上で性別問わず、サファイアのイメージにふさわしい人。
詳しくは宝塚市観光企画課 0797-77-2012 まで。
私も、もう○年若かったら応募していたかも・・・??
○の中の数字はご想像にお任せしま~すσ(^^;
養蜂家妻