養蜂場日記
♪夏山ファンタジー♪
2014年8月30日 / 養蜂場日記
この夏、初めての蜂蜜が採れました!
通常、蜂蜜の採取時期は4月~6月末です。
しかし、今年は珍しく真夏にミツバチ達が凄い勢いで飛び回り、どんどん花粉と蜜を運んで来ました。
どこかで何かの花が沢山咲いているみたいだ!と養蜂家である主人が言います。
最初は何か分からなかったのですが、りょうぶではないか?と言い出しました。
3年から5年に1度だけ大量に蜜を出す花です。(地域によって差があるようで、10年に1度という所もあります。)
そう言っている間にも蜜はどんどん貯まっていきます。
そして珍しく真夏の蜜搾りと相成りました。
真夏の蜜搾りは、それはそれは暑かったそうです!
養蜂家は猛暑の中、冷たい井戸水をかぶりながら乗り切りました。
通常、りょうぶは花が咲いてもあまり蜜を出さないので、幻の蜂蜜とも言われています。
澄みきった黄金色に輝く、とても美しい蜜です。
「夏山ファンタジー」と名付けました。
近々ショッピングページにアップしますので、ぜひご覧下さい。
YouTubeに!
2014年8月24日 / 養蜂場日記
「宝塚モノ・コト・バ」に選定された製品だけを集めた「ジュエリーボックス宝塚」のことは、このブログで何度かお知らせしました。
その「ジュエリーボックス宝塚」のYouTubeに、お店の1番人気の商品として「宝塚はちみつ」が紹介されています。
素敵なお店の内部も見られます。ぜひご覧ください。
「ジュエリーボックス宝塚 ユーチューブ」で検索して下さい。
店員さんが美人揃いなのも見どころです^^
ここには普段販売していない170g、250gという小さな可愛いビンの蜂蜜を置いています。箱入りのセットも人気です。
JR宝塚駅から徒歩3分、阪急宝塚駅横のソリオ、グランドフロア(地下1階)
プラド宝石店とウェストン洋服店の間の筋を入ってすぐです。
TEL 0797-81-7171 無休
みつばちの大地
2014年8月15日 / 養蜂場日記
本当に長い間、日記をお休みしてしまいました。
養蜂にとって1年で1番忙しい季節が終わり、やっと一息付いたところです。
素晴らしい賞を受賞したり、色々なところからお声を掛けて頂いたりと、例年に比べて何かと慌しく忙しく、でも充実した夏でした。
ここでお知らせです。皆様にぜひ観て頂きたい映画があります。
「みつばちの大地」
神戸アートビレッジセンターで上映されます。
8月16日~22日 10時40分(19日休館)
8月23日~29日 18時30分(26日休館)
地球の生命を育んできたミツバチが、現在大量にいなくなっている。その謎とは?
この映画はスイス・バイエルン・チューリヒ・オーストリア・ドイツ各国で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞しています。
現在私達が口にしている食物の3分の1はミツバチによって受粉されています。
未来を担うお子さんたちにも見て頂きたいのです。ご家族揃って足を運んで頂けたらと思います。
そして多くの方が、もっとこの地球環境に関心を持って頂ければ幸いです。
以下、『みつばちの大地』公式サイトからです。
大昔からミツバチは、植物の花粉を運び、地球上の生命を育んできた。人間もその恩恵を受けており、毎日の食卓を彩る野菜や果物など、私たちが口にしている食物の三分の一は、ミツバチが受粉している。しかし、ここ15年ほどの間に、ミツバチが大量に死んだり、失踪したりする現象が世界中で起きている。日本もその例外ではない。国や地域により異なるが、在来種全体の50%から90%までもが消滅したとも言われている。
植物の8割はミツバチが受粉し、受粉されなければ、果物も野菜もこの地上から姿を消してしまう。
ミツバチは人類より300万年も早い500万年前に出現したといわれ、人間の生存にとって欠かすことのできない存在である。物理学者のアインシュタインは、地上からミツバチが絶滅したら人類も4年で滅びるといった、といわれている。
ミツバチはなぜ消えてしまったのか? その原因はどこにあるのか? 抗生物質などの薬物投与、農薬、ミツバチへギイタダニなどの寄生虫、長距離移動などのストレス、現代社会がもたらす電磁波など、さまざまな要因があげられるが、現象は環境によって異なり、はっきりと解明されてはいない。本作では、人間の文明が作り出したこれらの要因が複合的に作用して、ミツバチを死に追いやったと語っている。
祖父の代からミツバチに親しんできたスイスのマークス・イムホーフ監督は、アメリカ、ドイツ、中国、オーストラリアなど世界各地をめぐり、その実情を丁寧に取材した。そして祖父との記憶やミツバチへの愛情を織り交ぜながら、人間の活動が、ミツバチだけではなく地球の多様な生命、ひいては自らの存在をも脅かしている現実を紡ぎだしてゆく。それらは鋭い文明批評でもあり、小さな「いのち」を通して自然と人間の持続可能な関係を、静かに問いかけている。
『みつばちの大地』公式サイト
http://www.cine.co.jp/mitsubachi_daichi/
東京、大阪ではすでに上映が終了していますが
神戸、京都、など、全国各地での上映はこれからの所があります。
神戸アートビレッジセンター TEL 078-512-5500
http://kavc.or.jp/
☆厳選お試しセット☆
2014年6月25日 / 養蜂場日記
今年“宝塚はちみつ”が「食の3重丸セレクション」を受賞したことはお知らせしました。
今回そこから「厳選お試しセット」が限定発売されますが、今期受賞した150社の中から“宝塚はちみつ”が選ばれました。
最初「春一番」で、とお話がありましたが、量的な問題から「フローラ宝塚」を出すことにしました。
限定1000セットなんです!春一番の300gを1000個も出すのは少々無理があると判断したのです。「フローラ宝塚」なら十分に余裕があります。
他に厳選したソースやジュース、マーマレードなど5製品の詰め合わせ。
本体価格3,780円のところ、2、698円と、とてもお得な価格になっています。
送料・代引き手数料ともに無料です。
全て受賞製品ですので、厳しい理化学検査をクリアした「国産・安心・安全」のお墨付きです!
申し込み期限が7月4日。申し込み方法は、以下の「食の3重丸セレクション」HPから「ご購入フォーム」に進んでください。
沢山のお申し込みお待ちしています。
http://www.nippon-shoku.com/shopping/
養蜂家妻
小さな湖
2014年6月24日 / 養蜂場日記
自宅の近くの田んぼに水が張られ、いつの間にか田植えが済んでいました。
まだ稲は小さく、水面に木々の濃い緑が映って揺れています。
その田んぼに今朝は鴨が2羽泳いでいました。
住宅地では間近に見ることはあまり無い鳥なので、珍しさにしばらく眺めていました。
水に顔を入れては何かついばんでいるのですが、何だかとても楽しそうです。
バタバタと羽ばたきしたりキョロキョロしたり、遊んでいるようにも見えます。
子鴨なのでしょうか。
私はこの、田んぼに水が張られたばかりの光景がとても好きです。
道の脇にいきなり出現した小さな湖のようで、周辺の景色が変わり、見慣れない新しい土地にきたような錯覚を覚えます。
しかし年々田んぼは少なくなり、ここも僅かに残った貴重なものです。
いつまでもこのままであって欲しい、と願いながら帰宅しました。
養蜂家妻
新緑
2014年6月19日 / 養蜂場日記
養蜂家は早起きです。
瑞々しい新緑が朝日に輝くとき、野鳥たちもいっせいに歌い始めます。
仕事始めの前のひと時、目も耳も自然のリズムと一体となっています。
陶然となって佇む時、養蜂の仕事に携ることの幸せを実感しています。よし今日もやるぞ!
遂に姿を現した!
2014年6月16日 / 養蜂場日記
7年前、養蜂場の隅っこに小さな苗木を植えたポポー (ポーポとも言うようです)
成長して3メートルほどになり、今春初めて花が咲きました。そして遂に実をつけたのです!
思えば昨年の夏、なかなか花も咲かず、もちろん実もつけないポポー君を脅かしたのが効いたのでしょうか?
聞いた話しですが、実をつけない、花をつけない植物は「もう切ってしまおうか」と言うと、翌年立派な花や実をつけるといいます。
私の場合は演技ではありましたが、幹にノコギリを押し付けて「花もつけない、実もつけない奴は切るかもな~」と脅かしたのであります。
この件では後で妻に叱られました。
でも今年、見事に花を咲かせ、実までつけたのです。
アメリカインデイアンが食べていたというポポーの実。
写真で見る限りではアケビのような外観で、色はバナナのような感じです。
栄養価の高い果物のようです。秋には熟して食べられるそうですが、生まれて初めて食べるポポー、どんな味がするのでしょうか?
楽天に出店!
2014年6月9日 / 養蜂場日記
宝塚ブランド「モノ・コト・バ宝塚」の選定商品のアンテナショップ「ジュエリーボックス宝塚」のことは、このブログで何度もお伝えしてきました。
その「ジュエリーボックス」が、宝塚市からの要請で、この度“楽天”に出店しました。
宝塚はちみつも商品を出しています。
普段このHPでは扱っていない250g入りの小瓶です。
小花模様のセロファンの袋に入れてリボンを結んでお届けします。
これは「ジュエリーボックス宝塚」のお店でもそうなんです。
袋に入れてリボンを結んであると、とても可愛らしくて、そのままプレゼントに最適!と、とても評判が良いんです。
最初は私1人でせっせとリボンを結んでいましたが、とても時間が足りなくて、もうやめようかと思っていました。
するとお店の方達が「私達がやりますよ」と言ってくれて、今では皆さんにお任せしています。
とっても心優しく気遣いのできる女性ばかり、おまけに美人揃いです(^◇^)
本当に気持ちの良い方達で、宝塚はちみつは恵まれているな~と感謝の念に堪えません☆☆☆ リボンの色は、他にピンク、黄色、クリーム、薄緑等があります。
ぜひ皆様、楽天ショップを覗いてみて下さいね、アドレスは下記です。
楽天 → 「ジュエリーボックス宝塚」で検索して、他の商品もチェックしてみて下さい。宝塚ブランドの素敵な物が見つかりますよ☆☆☆
http://item.rakuten.co.jp/jb-takarazuka/hone001/
養蜂家妻
パワーの源
2014年6月8日 / 養蜂場日記
すっかりご無沙汰してしまいました。
養蜂は1年中で今が一番忙しい時。養蜂家である主人は、昨日も今日も朝 2時半起きで出かけていきました!
4時には仕事を始めています。
お弁当を食べる時以外は1日中座る事無く、立ちっぱなしで夜まで夢中になって働きます。
さすがに帰宅してからはグッタリすることもありますが、一晩の内にエネルギーチャージして、明くる日はまた元気に出かけて行きます。
何しろ元気です!!元気の秘訣はやっぱりミツバチではないか?と私は思っています。
1日中何百万匹ものミツバチたちに囲まれて過ごすことで、知らず知らずの間に大きなパワーを貰っているのかも知れません。
ミツバチたちも本当に働き者です。
あの小さな体で飛び回り、1日中蜜や花粉を集めて回ります。
巣箱に帰って来たときにはフラフラで、巣箱の前にポタッ!と落ちてしまう蜂もいるそうです。
巣箱の入り口までやっと辿り着いて、そこで呆然として佇んで?一休みする蜂もいます。
そんなミツバチたちの元気の源は、やっぱり蜂蜜なのでしょうね!
私もせっせと蜂蜜を食べて、さあ今日も頑張ろう!!
養蜂家妻
フローラ宝塚
2014年5月19日 / 養蜂場日記
今期から「百花蜜」改め「フローラ宝塚」に改名いたしました。
「フローラ」とはローマ神話に出てくる「花と春と豊穣を司る女神」の名前です。百花蜜にぴったりでしょ!
宝塚はちみつの蜂蜜の名前は全て、養蜂家である主人が命名しています。
「宝塚はちみつ」という社名も主人が決めました。普通は自分の名字を冠して「○○養蜂場」とする所が多いですが、最初からそれは頭に無かったそうです。
大学時代からずっと宝塚に暮らしていて、宝塚大好きだし、「歌劇の町宝塚」と言う洒落たイメージを大切にしたいのだそうです。
今年3月に、宝塚ブランドセレクションに選定された製品のアンテナショップ「ジュエリーボックス宝塚」が開店し、そこに出品していますが、そこは宝塚大劇場に続く「はなの道」のすぐそばです。
養蜂を始めた頃には想像も付かなかったのですが、「宝塚はちみつ」も、少しずつ歌劇の町のイメージに近付きつつあるような気がして、勝手にワクワクしています ☆。.・.☆.・。
女神フローラの画像はウィキペディアから借りました。
養蜂家妻