みつばちの大地
2014年8月15日 / 養蜂場日記
本当に長い間、日記をお休みしてしまいました。
養蜂にとって1年で1番忙しい季節が終わり、やっと一息付いたところです。
素晴らしい賞を受賞したり、色々なところからお声を掛けて頂いたりと、例年に比べて何かと慌しく忙しく、でも充実した夏でした。
ここでお知らせです。皆様にぜひ観て頂きたい映画があります。
「みつばちの大地」
神戸アートビレッジセンターで上映されます。
8月16日~22日 10時40分(19日休館)
8月23日~29日 18時30分(26日休館)
地球の生命を育んできたミツバチが、現在大量にいなくなっている。その謎とは?
この映画はスイス・バイエルン・チューリヒ・オーストリア・ドイツ各国で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞しています。
現在私達が口にしている食物の3分の1はミツバチによって受粉されています。
未来を担うお子さんたちにも見て頂きたいのです。ご家族揃って足を運んで頂けたらと思います。
そして多くの方が、もっとこの地球環境に関心を持って頂ければ幸いです。
以下、『みつばちの大地』公式サイトからです。
大昔からミツバチは、植物の花粉を運び、地球上の生命を育んできた。人間もその恩恵を受けており、毎日の食卓を彩る野菜や果物など、私たちが口にしている食物の三分の一は、ミツバチが受粉している。しかし、ここ15年ほどの間に、ミツバチが大量に死んだり、失踪したりする現象が世界中で起きている。日本もその例外ではない。国や地域により異なるが、在来種全体の50%から90%までもが消滅したとも言われている。
植物の8割はミツバチが受粉し、受粉されなければ、果物も野菜もこの地上から姿を消してしまう。
ミツバチは人類より300万年も早い500万年前に出現したといわれ、人間の生存にとって欠かすことのできない存在である。物理学者のアインシュタインは、地上からミツバチが絶滅したら人類も4年で滅びるといった、といわれている。
ミツバチはなぜ消えてしまったのか? その原因はどこにあるのか? 抗生物質などの薬物投与、農薬、ミツバチへギイタダニなどの寄生虫、長距離移動などのストレス、現代社会がもたらす電磁波など、さまざまな要因があげられるが、現象は環境によって異なり、はっきりと解明されてはいない。本作では、人間の文明が作り出したこれらの要因が複合的に作用して、ミツバチを死に追いやったと語っている。
祖父の代からミツバチに親しんできたスイスのマークス・イムホーフ監督は、アメリカ、ドイツ、中国、オーストラリアなど世界各地をめぐり、その実情を丁寧に取材した。そして祖父との記憶やミツバチへの愛情を織り交ぜながら、人間の活動が、ミツバチだけではなく地球の多様な生命、ひいては自らの存在をも脅かしている現実を紡ぎだしてゆく。それらは鋭い文明批評でもあり、小さな「いのち」を通して自然と人間の持続可能な関係を、静かに問いかけている。
『みつばちの大地』公式サイト
http://www.cine.co.jp/mitsubachi_daichi/
東京、大阪ではすでに上映が終了していますが
神戸、京都、など、全国各地での上映はこれからの所があります。
神戸アートビレッジセンター TEL 078-512-5500
http://kavc.or.jp/
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