お待たせして申し訳ありません!
2011年6月14日 / 養蜂場日記
レンゲ蜜・アカシア蜜をご予約の皆様、お待たせしております。あと少しお待ち下さいませ。
百花蜜の蜜搾りがやっと今日から始まりました。今年は梅雨入りが早く日照時間が少なかったせいか、全般的に花の咲き出しが遅いのです。
しかし冬青(ソヨゴ)が一気に咲き出してからは、蜜の溜まり方が非常に早かったそうです。ミツバチ達も今か今かと待っていたのでしょう。
巣の中の蜜枠を持ってみるとズッシリと重く、随分前から既に蜜が満杯になっていました。しかし、なかなか蜜蓋(みつぶた)が掛かりません。
ミツバチは巣に溜まった蜂蜜を羽で扇ぎ、水分を飛ばして貯蔵します。充分に水分が飛んだら蝋で蓋をするのです。
養蜂家は蜜蓋が掛かった蜂蜜しか搾りません。毎日チェックしていましたが、昨日やっと掛かっているのを確認したそうです。蜜が満杯になってから時間がとても長くかかっています。非常に濃い蜂蜜になっている事は間違いありません。
また、例年ならとっくに咲いている栗の花もまだ開く気配がありません。うちの栗の花蜜は熱烈なファンが多い蜂蜜です。お待たせして申し訳ありません!
毎年色々な事がありますが、もう天にお任せの心境です。どうやっても自然に逆らう事はできません。自然の中で暮らしていると、つくづく私たちは自然に生かされ守られているのだと感じます。
ただただ、自然の恵みに謙虚に感謝するしかない事を思い知らされるのです。
養蜂家妻
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