春よ来い
2011年3月30日 / 養蜂場日記
震災から3週間近くが経ちました。
しかし未だに、朝晩におにぎり1個ずつしか配給されない避難所があるそうです。
また、道路が遮断されたため物資が届かず、少し前まで飢え死にの危機に遭遇していた集落もありました。
今の日本で飢え死になんて・・・誰が想像したでしょう。
自衛隊のヘリは民間に物資を投下してはいけないという規則があるので、せっかくヘリが飛んでも物資を届けることができません。
規則と人命とどちらが大切でしょうか、緊急時には上がとっさの判断を下し、物資を投下せよ!と命を下してくれたら良いのに。そんな柔軟性もない政府です。
これまで、日本は先進国ですと胸を張ってきたのに、原発の不測の事態におろおろするばかり。科学の発達した今の時代に、水で冷却するしか方法がないというのが素人の私には理解できないことですが、こんなアナログな方法しか無いのでしょうか。
また、その汚染された水をどこに捨てればよいのか困窮しています。そんな原発なら最初から作らなければ良いと思ってしまいます。
東京都の全家庭がエアコンの暖房の温度を1℃下げるだけで、原発1基分の電力が不要になるそうです。
以前からまめにそういう啓発をしていれば、もっと安全に豊かに暮せたでしょう。
南国育ちの寒がりの私ですが、冬の寒さ対策は使い捨てカイロです。腰に1個貼るだけで暖かいですし、寒さ厳しい日は2個に増やせばポカポカです。
被災地に一刻も早く暖かい春が訪れますように・・・
養蜂家妻 記
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