空港閉鎖!?
2016年3月29日 / 養蜂場日記
これは「養蜂場日記」というタイトルですが、我が家の養蜂家が日記を書く時間も余裕もないため、今のところ妻の私が記事を書いています。
養蜂とは無関係の内容ですが、更新を楽しみにしてるよ!と応援して下さる方もおられるので ” 箸休め ” ということでご了承ください。
鹿児島から宝塚の自宅に戻るため、神戸空港行きのスカイマーク138便に乗った時のことです。
出発予定の午後7時20分を過ぎても一向に動き出す気配がありません。
おかしいな?と思っていたところ、突然客室乗務員の男女2人が正面に並んで立ち、乗客に向かってアナウンスを始めました。
その内容が以下のようなものでした。
「只今、神戸空港滑走路が閉鎖されました。当機の離陸の目途は立っておりません。
皆様には大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。どうぞこのままお待ちください。」
これだけ言うと2人は深々と頭を下げました。
あまりの事に声を上げる人もなく、機内の空気が凍り付いたかのようです。
数秒ののち誰かが「何があったのですか?」と聞きました。
すると「神戸空港の滑走路に小型機が止まっていて動かなくなっているようです。」との答え。
「どのくらい時間が掛かるのですか?」
「分かりませんが、前に鹿児島空港で同じようなことがあった時は3時間かかりました。今回それ以上かかることも予想されます」(後で調べたところでは4時間以上かかっていました)
「それはいつ起きたのですか?」
「今、起きたばかりのようです。」
次の瞬間、周りの人が一斉にスマホを取り出し検索を始めました。
どこかで「胴体着陸だ!」と声が上がりました。(後で分かったのですが、それは以前の事故のことだったようです)
このままこの飛行機の中で3時間以上待たなければいけないのか?!
無事に神戸に着いたとしても、最終電車に間にあうだろうか?
3時間ならまだしも、一晩中待つことになったら~~その時は航空会社がホテルを手配してくれるはず・・・
様々な事が頭の中を駆け巡ります。
不安の中で待つこと数分、突然機内アナウンスが流れてきました。
「副機長の〇〇です。只今神戸空港がオープン致しました。当機はあと15分ほどで離陸できる見込みです。」
一斉に安堵の溜め息が起こりました。
私も思わず、横に座っていた若いサラリーマン風の男性と顔を見合わせました。
彼もまた笑顔でした。
写真は、以前帰省した時に撮ったものです。
今回のこととは関係ないのですが、鹿児島ということで載せてみました。
ちなみに、霧島市溝辺町にある鹿児島空港から桜島は見えませんが、鹿児島市内なら建物の陰にならない限りどこからも桜島が望めます・・・但し、ただ一か所を除いては。
そこがどこなのか、鹿児島市出身の人なら分かるでしょうね(*^-^*)